アプライド マテリアルズ モバイル化のトレンドに伴う設備投資サイクルの長期化を予測

四月 03, 2012

報道資料
2012年4月3日
(日本時間)

アプライド マテリアルズ モバイル化のトレンドに伴う設備投資サイクルの長期化を予測

• 高速・省電力トランジスタ向け技術でシェア拡大の見通し
• EESとディスプレイ事業では損益分岐点の引き下げを実施、2013年に市場回復を予想
• 通期の事業展望を発表

アプライド マテリアルズ(Applied Materials, Inc., Nasdaq:AMAT、本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、会長兼CEOマイケル・スプリンター)は3月28日(現地時間)、半導体製造装置への設備投資が2013年に4年連続で300億ドルを上回る、との見通しを発表しました。半導体業界において、この水準の設備投資が2年以上続いた例は、過去にありません。アプライド マテリアルズは、28日に2012年投資家・アナリストミーティングを開催し、会長兼CEOマイケル・スプリンターをはじめ各役員が、モバイル機器への世界的な需要の伸びがアプライド マテリアルズの半導体・ディスプレイ事業への追い風となっていることなどについて説明しました。

スプリンターは次のように述べています。「グローバルな消費者基盤の増加は、ますます高性能なデバイスを求めるため、モバイル時代は半導体業界に変革をもたらしています。このトレンドにより、スマートフォン、タブレット端末、モバイルPCなどの普及が加速し、半導体メーカはさらに大きい複雑なチップを短期間で量産化する必要に迫られています。その結果、半導体製造装置への設備投資は、3年もしくは4年連続で300億ドルを上回るものと見ています」

エグゼクティブ バイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)ジョージ・デイビスは、次のように話しています。「主力の半導体事業は好調を維持する見通しで、その結果、2012年度の売上高は91~95億ドルの範囲になると見込んでいます。非GAAPベースの1株当たり利益は0.85~0.95ドルを予想しています。これには、エネルギー&エンバイロメンタル ソリューションズ(EES)グループの1株当たり営業損失0.07~0.08ドルが含まれています。ソーラーおよびディスプレイ装置市場は設備過剰に伴う急激な減速のため、これらの部門ではコスト削減による利益率改善に注力しています」

セグメント別の最新情報

シリコンシステムズグループ(SSG):エグゼクティブバイスプレジデント兼SSGジェネラルマネージャー、ランディア・タッカーは、エンドマーケットのモバイル機器の伸び、プロセスの複雑化、プロセッサのダイサイズの大型化などが堅調なウェーハ製造装置への設備投資を牽引していることを説明しました。これは、主にファンドリーとNAND型メモリの生産能力増強のための設備投資です。「技術の転換は驚くべき速度で進み、それに加えて、チップも複雑化の度合いを増しています。こうしたトレンドは、アプライド マテリアルズがお客様と最先端のプロセスノードでパートナーシップを組み、当社独自の技術を生かしてお客様の最重要課題を解決する好機をもたらしています。その結果、フロントエンド、エピタキシャル、メタル成膜の各製品や、最近取得したバリアンの事業において、過去最高の売上を見込んでいます」

アプライドグローバルサービス(AGS):グループバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーのチャールズ・パピスは、過去最高の売上高を記録した2011年度のことと、サービス分野のさらなる成長戦略について説明しました。「現在32,000台以上の装置がお客様の工場で導入されているため、お客様のコスト目標や稼動目標の達成に向けたサービス・保守を提供できる機会も大きいといえます。当社のサービス事業にバリアンが加わったことで、この機会はさらに拡大しました。2012年度の後半には、市場が一段と堅調に推移すると予想しています」

エネルギー&エンバイロメンタル ソリューションズ(EES):エグゼクティブバイスプレジデント兼EESジェネラルマネージャーのマーク・ピントは、同部門が2011年に過去最高の売上高と営業利益率を記録したこと、市場シェアを伸ばし、太陽電池製造分野において首位の地位を維持したことを説明しました。「健全な経済とヨーロッパ以外の地域にも太陽電池が普及拡大することを受けて、ソーラー分野のエンドマーケットは堅調な伸びが続くと予想しています。この力強い需要が供給と均衡してくれば、2013年には設備投資が増加に転じると予測しています。当面は、EESでは市場の状況に合わせてコストを管理し、損益分岐点を引き下げる対策を講じています」

ディスプレイビジネスグループ:グループバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーのトム・エドマンは、同部門が製品リーダーシップを発揮し、モバイルエレクトロニクス分野の成長を利益につなげたことを説明しました。新興市場では、モバイル機器用ディスプレイや従来の液晶テレビに対する需要がきわめておう盛となっています。しかし、ディスプレイ市場全体としては弱含みであることから、ディスプレイグループでは損益分岐点を引き下げる策を講じ、2012年は黒字確保を目標に掲げました。また2013年度には、ディスプレイ関連の設備投資が一転して力強く伸びると予想しています。「ディスプレイグループはこれまでもこうしたトレンドに対応して、次に来る大型テレビやモバイル機器に対する需要の波をとらえる態勢を整えています」とエドマンは述べています。

ワールドワイド オペレーションズ&サプライチェーン:同業務を担当するシニアバイスプレジデント、ジョー・フラナガンは、設計コスト削減が引き続き、材料コスト引き下げのかなめであることを説明しました。「ワーキングキャピタルプログラムを通じて、今後3年間で5億ドルの現金を捻出できると見ています」

非GAAPベースの財務指標の利用と2012年度の事業見通しについて
2012年度の非GAAPベースの予想1株当たり利益0.85~0.95ドルは、非GAAPベースで1株当たり0.21ドルのプラス調整額を含んでいます。当社の経営陣は、ビジネス目標に照らした営業成績や財務成績の評価ならびに計画立案に、非GAAPベースの業績を用いています。これらの財務指標はGAAP(一般会計原則)に沿ったものではなく、また他社の用いる非GAAPベースの会計報告手法とは異なる場合があります。こうした指標は、投資家の皆様が経営陣と同じ視点に立って当社の事業を検討し、過去の会計期と当期の業績を比較する上で役立つと考えています。この追加情報の提示をもってGAAPに基づく業績データを代替することは意図していません。

将来予想に関する記述について
本プレスリリースには、当社による業界展望、需要促進要因、事業機会、コスト削減活動、2012年度の事業展望、その他将来の見通しに関する記述が含まれています。こうした記述は既知または未知のリスクおよび不確定要素に左右されるため、実際の結果はこうした記述が明示ないし暗示する帰結と大きく異なる場合があります。このようなリスクおよび不確定要素としては、①当社製品への需要水準(グローバルな経済・業界動向の不確実性、事業支出および個人消費、エレクトロニクス製品や半導体への需要、再生可能エネルギーに関する政府の政策ならびに奨励策、取引先企業の工場稼働率や最新技術・生産設備へのニーズなどの影響を受ける)、②当社顧客ベースの集約性の高さ、③当社が(i)広範な製品を開発・提供・サポートして既存市場を拡大する能力、(ii)コスト構造をタイムリーに事業環境に適合させる能力、(iii)グローバルな業務拡充と効率向上に向けた各種イニシアチブを実施する能力、(iv)バリアンを統合し、シナジー効果を実現する能力、(v)主要テクノロジーに関する知的財産権を取得ならびに保護する能力、(vi)主要社員を引き付け、意欲を高め、定着させる能力、(vii)将来の経営・財務業績(市況、取引先の要求、ビジネスニーズその他に関する複数の仮定に依存する)を正確に予測する能力、④その他、当社が証券取引委員会(SEC)に提出する書類に記載しているリスクがあります。将来の見通しに関する記述はすべて本プレスリリース発表時点における経営陣の推定、予測、仮定に基づくものです。アプライド マテリアルズは将来の見通しに関する記述を更新する義務を負っておりません。

アプライド マテリアルズ(Nasdaq: AMAT)は、先進的な半導体、フラットパネルディスプレイ、太陽電池の製造に用いられる革新的な装置、サービスおよびソフトウェアを提供するグローバルリーダーです。アプライド マテリアルズのテクノロジーにより、スマートフォン、薄型テレビ、ソーラーパネルなどの製品が世界中の家庭やビジネスで、より手頃な価格でご利用いただけるようになります。アプライド マテリアルズは、今日のイノベーションを明日の産業へ発展させていきます。

詳しい情報はホームページ:http://www.appliedmaterials.com でもご覧いただけます。

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このリリースは3月28日米国においてアプライド マテリアルズが行った英文プレスリリースをアプライド  マテリアルズ ジャパン株式会社が翻訳の上、発表するものです。

アプライド マテリアルズ ジャパン株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:渡辺徹)は1979年10月に設立。京都、大阪支店のほか13のサービスセンターを置き、日本の顧客へのサポート体制を整えています。

このリリースに関する詳しいお問い合わせは下記へ
アプライド マテリアルズ ジャパン株式会社  社長室 (Tel: 03-6812-6801)
ホームページ: http://www.appliedmaterials.com